富士山のワイン

知る人ぞ知る山梨県の飲みやすさバツグンのワインです。

自然とワイン

富士山近辺ではおいしい水が豊富に手に入ることは、水素水やミネラルウォーター、お茶の産地で有名なことからも分かってもらえるでしょう。ここまでくれば次に何をご紹介するのか頭の回転が速い人ならピンとくるかもしれませんが、未成年者だとどんなにIQが高くてもその答が閃かないかもしれません、というのもヒントのひとつになります。良質の水、そして未成年者には縁が無い物、この2つから導き出される答はずばりお酒類(アルコール)しかないでしょう。富士山のふもと山梨県はワインの産地でそこそこ有名で、日本でのワイン生産量の約30%がこの地で製造されているそうです。だいたい国内でワイン作りが盛んな都市はそう多くはありませんし、メイドインジャパンのワインを求めた場合3本に1本は山梨産になるので国産ワインが好きな人なら何度かグラスに注いだことがあるのではないでしょうか。なぜ山梨県はワイン作りが発展しているのか、それは富士山のおいしいお水も関係しているでしょうし、ワイン作りに欠かせないブドウの産地であることも理由になっていることは間違いなさそうです。世界中をみてもワインを製造している土地はたいていブドウを栽培しており、これは最低条件であると言っても言い過ぎではないでしょう。ブドウを育てていないワインの生産地はない、これはかなり的を射た表現なのでぜひとも覚えておいてください。国産ワインを日本で最初に商業化したのも山梨県とされていますし、ここには3桁に届きそうな数のワイナリーがひしめきあってワインを製造しています。なので山梨県や富士山へ行った際にお土産としてワインを選ぶのも、相手が未成年でなければなかなかオシャレでいいのではないでしょうか。未成年者に買っていっても飲んでもらうことはできませんので高校生や中学生には不向きですが、成人している相手にならきっと喜んでもらえるでしょう。普段は低価格の発泡酒を自宅でスルメを齧りながら煽っているような人なら、きっとワインを貰ったら感激して抱きつかれてしまうかもしれません。焼酎とオデンを屋台で飲み食いするような人だとワインはあまり好みじゃないと飲んだことも少ないかもしれませんが、富士山のお土産ということで渡せば拒否されることもなく、たまにはワインもいいかもね、とニコニコして受け取ってもらえると予想されます。居酒屋や炉辺焼きが好きな男性だとあまりワインを手に取る機会はなく、興味があってもお店で注文しづらいということもありあまり関わりを持てないのですが、お土産で貰ってしまったのなら堂々と口にすることができます。女性ならどこでも飲めるワインでも男性だとそうはいかず、海鮮居酒屋なんかでシシャモをつつきながらワインを口にはなかなかできないものなのです。周囲の目が「君が注文するのは焼酎だろ?」と言っているように感じられて、それに抵抗してもせいぜいビールまでしかオーダーできず、ワインを頼むことは人前では難しいという人も多いのです。そんなシャイボーイにお土産で「富士山行ったんだ、これお土産のワインね」と渡せば、嬉しそうな顔をしてくれなくても内心では大喜びということもありそうです。アルコールが苦手な人にはさすがにこれを選びにくいですが、お酒を嗜む人にならちょっといいお土産として山梨県の名産ワインをプレゼントすれば失敗無しでしょう。また未成年者が相手の場合はワインは避けるべきですが、もしも19才と11ヶ月で来月の誕生日で二十歳になる、という人にならセーフになります。誕生日まではテーブルの上に飾って眺めたり、抱えて記念撮影をして解禁日が来るのを待ちわびて、二十歳になったら初めての飲酒を富士山のワインで祝う、というのも素敵な思い出になりそうです。